VB6が好きだった。今はASP.NET MVCが好きです。
Visual Basic 6が好きでした。今から10年前くらいの話しです。初めて真剣に取り組んだ言語だからという思い入れもあるのでしょう。
当時は既に.NETが台頭してきており、後の主流になるFramework2.0系のVisual Studioも発売されていた頃だと思います。
発売されたばかりの.NET2002は本当に意味がわからないくらいに、扱いにくくてしかも遅くって。あれで開発してリリースしたお客さんには申し訳ないなぁ・・・と今でも思っています。2005ならよかったんだけれども。
今ではVB6で何かを新たに作りたい!とは決して思いません。きっぱりお断りします。やっぱ面倒なんですよね、色々と・・・。
今でもVB6がいいな〜と思う所
あくまでも後継の.NETと比較してという意味です。
- 開発環境の立ち上げが速い
- EXEファイル単体で手軽にプログラムが作成でき、場合によってはランタイムすら不要で動作する
- 呼び出し元に戻れる機能がある
今思うと使いにくいなぁという所
- クラス作成が癖があって面倒くさい
- Try〜Catchの概念がない
- DLLヘルに陥りやすい
- ForEachの概念もない
あっ、キリがない・・・。これくらいでやめとこう。別に非難する為に書いたわけではないので・・・。
面倒な所も多かったけれども、憎めないヤツって感じですね。
他人のコードの癖が強い
これも愚痴のような話になりますけど、昔のプログラムは本当に作成した人の個性というかクセが強かったんですよね。
今のプログラムは結構クラスでミニマイズされているので、そこまで違和感のあるものを見る機会というのは減っています。
当時は一つのメソッドの中に何百行といった処理が記載されていて、殺意を覚えたりしたもんです。
後は同じ機能のコピペ使いまわし。作成した人は簡単でいいでしょうが、それを後で修正する側は涙しかありません。
そこで必死になってデバッグしたり、修正したりと戦った印象が強いので、後日談として思い入れが強くなっているのかなぁ・・・とも思っています。
ASP.NET MVCにハマる
VB6の後は.NETを使っていて、ハマるという感覚はあまりありませんでした。延長線上で使っているという感じで。当然、VB6とは違っているので覚える事はたくさんありましたが、「好き」と言える迄には至っていなかったと思います。
そんな僕がASP.NET MVCに本格的に取り組んでみて、どハマリしかけています。
VB6の概念とは全く違っているASP.NET MVCにです。
もし、VB6しか出来ないと思われている方がおられるのならば、チャンスです。是非ASP.NET MVCを体験してみましょう!