modest violet

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開発者としてのあれこれや、日々の雑記など

your future hasn't written yet. no one's has.
by Emmett Lathrop "Doc" Brown

トイレットペーパーを流さない文化

春節が終わりました。大勢の中国の方が日本に来ていたようで、結構な頻度で街中でも見かけました。爆買いバブルもそろそろ弾けそうな気がしているのですが、来年はどうなっていることやら。
さて、話は戻りまして中国の方のトイレ事情に関してです。ニュースでも取り上げられる機会が多かったのでご存知の方も多いと思いますが、彼らは『トイレットペーパーを流さない』のです。ちょっとお下品な回ですので、気になる方は見ないほうが良いです。。。



ないのか、流ないのか

トイレットペーパーを流さない文化になっている原因は2つ考えられます。

  • 中国のトイレットペーパーが水に溶けにくい性質でできている
  • トイレの水圧が弱く流れない

いずれにしても、「流したくても流せない」状況になっているからこその、「流さない」文化として定着してしまった感が強いです。習慣化してしまうと怖いもので、「流してもいいよ」と記載されていても、本当に流していいものかためらってしまい、結果流さずに地面に置いたままにしてしまうのいう悪しき状況が生み出されます。トイレットペーパーを流すことが当然の日本人が、このトイレに入ると絶叫ですね。

中国のトイレはどうなっているのか

トイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱が個室に設置されています。しかも、前面に置いてあるケースが多いです。僕自身は10年ほど前はお仕事の関係で数度、中国へ行く機会がありました。北京から2時間ほど西へ行った所なのですが、意外にトイレは綺麗な所が多かったです。当然水洗式でしたが、ゴミ箱設置タイプです。ホテルはさすがに流してもOKでしたが。(ちなみに100元(約1000円)あれば豪遊できていました。今もそうなのかは知りません。)
このゴミ箱ですが、用を足していると視界に入ってくるんですよね。結構地味に堪えます。なんでこんなデメリットのある文化が根付いているのか理解不能なのですが、郷に入っては郷に従えなので。でも中国のトイレでもっと違和感があったものがあります。

洋式では違和感はないけれど

目の前がドアというのは、洋式トイレでは珍しい事ではありません。でも、和式トイレで目の前がドアって日本ではあまり無いですよね。僕が行った中国のトイレではまさにそんな珍しい状態でした。そして視界にはゴミ箱が・・・。心のなかで何度かギャーと叫びながらそそくさと逃げた記憶があります。
今回の一連のニュースで当時の記憶が蘇って思わず書いてしまいました。そう考えるとウォシュレットが当たり前のようにある日本のトイレは神仕様だなとありがたく感じます。普段当たり前に使っていますが、なんだかんだで恵まれているなぁと思わずにはいられません。

少々汚い内容で失礼しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。