データ通信量を増量する「学割」の何がお得なのか一つも理解出来ないんですけど
春ですね。新学期の始まりです。
この時期の風物詩と言えば、携帯各社の「学割」キャンペーンがあります。
2016年の携帯電話各社が展開している学生割引、通称「学割」は「データ通信量を増量する」という方針に舵が切られています。
例えば、毎月5GBを増やしますとか。
この施策は「うまいことやったなー」という感想しかありません。
ええ、皮肉です。皮肉の一つも言いたくなります。
だって、数年前まではデータ通信量の制限なんて無かったんですよ?
スマホが売れて自分たちの回線がパンクするから、ユーザーは全く望んでいないのに勝手に7GBの制限をかけたんですよ?
そうこうするうちに、少し値段を下げた2GBプランとか3GBプランとか小分けのプランを用意して、「大きいデータ通信量は価値がある」みたいな戦略をさらっと展開してくれました。
データ通信量の価値を見事確立した訳です。
「うまいことやったよなー」と思うんですよね・・・。
不毛な価格競争避けられますもんねー。
「学生さんはデータをたくさん使うから学割プランで5GBあげるよ!うれしいでしょ?」というキャンペーンが今年の学割の謳い文句です。
学生はうれしいかも知れません。
でも、
携帯電話代を払う親の立場にしてみれば、「データ増量なんかいらんから、値段下げろやぁっ!!!」と叫びたくなります。
昔みたいに3年間は基本使用料無料とかの方が良い。絶対良い。
結局、今年の学割ってデータが増量されるだけだから、結構高いんですよね。
キャリアによっては多少の値引きをしているみたいですけど。