青春の一冊 「冒険者たち」に教えられた本を読む愉しさ
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
ハリーポッターの原作本を徹夜で読みふけったり、新選組にハマって司馬遼太郎を読み漁ったりしましたが、自分の読書の原点を辿って行くと、この本にたどり着きます。
- 作者: 斎藤惇夫,薮内正幸
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小学校4年生くらいの時に図書室でたまたま見つけて、気になって読み始めました。
当時はドラゴンクエストに大ハマリしていたので、タイトルだけで選んだ記憶があります。
でもネズミが主人公という事で、読む勢いが失速。断念しました。。。
小学校5年生になって、ふと再び目に止まり「ちゃんと読んでみよう」と思い直しました。
そしてガンバの頑張りと勇気に、素直に心打たれました。
活字で本を読むという事が、こんなに楽しいものだったのだと。
数十年も昔に読んだので、正直細かい内容までは覚えていません。
それでも、今でも「ガンバは凄いやつだ」という思いだけは持ち続けています。
この本のお陰で、活字を読むことが好きになったと思います。
最近になって、アニメをしていたという事実を知りました。
小学生の時にアニメの存在を知らなくて良かったと思います。
どうしてもイメージが具現化してしまうので、自分の中でのガンバが違うものになっていたでしょう。
アニメもいいですが、たまには本を読んで想像力を鍛えるというのもいいものだと思います。
Kindle版でも購入して、数十年振りに読んでみようかな。