Windows10ではファミリーセーフティーが弱体化し過ぎててお話にならない
この記事の情報は、2016/08に公開された「Windows 10 Anniversary Update」以前の情報の為、内容が一部古い点があります。
Windows 10 Anniversary Update以降の情報に関して記載した記事はコチラ。
子供でもインターネットを当たり前のように使いこなす時代になり、利用制限が何かと話題に挙がります。Windowsには「ファミリーセーフティー」という機能がWindows Vistaの頃からありました。設定が簡単な割に細かく規制も出来るので、便利だな~と思っていた機能の1つでした。
今回、Windows10端末を導入したので、子供たちが使う端末にファミリーセーフティーで機能制限を設定しようとしたのですが・・・
『コントロールパネルにファミリーセーフティーが無い!!!』
2016/02/24 大幅に内容を加筆修正しました。
オンラインのみで設定・利用可能に
Windows10のファミリーセーフティーは基本的にMicrosoftアカウントを登録しないと利用できない仕組みになりました。必然的にWindowsのローカルアカウントもMicrosoftアカウントに登録しないといけません。※登録済みのアカウントを紐付ける事も可能。
Microsoftアカウントユーザーでないと、「子供」という設定には出来なくなっています。
つまり!わざわざメールアドレスを作って、子供用のアカウントをMicrosoftに登録しなければいけません。
最初のステップで既に面倒くさいと感じてしまいました。一応、Microsoftアカウントを登録することにより、オンラインで使用状況のレポートが届いたり、設定が出来るそうなんです。でも、いきなりハードルが高い・・・。
ぶつぶつ良いながら、登録した管理画面がこちら。(Web閲覧の設定画面)
シンプルな画面になっています。その中でさらっと書かれている項目に目がとまりました。
「Web閲覧の設定を簡略化しました。」
設定できる項目が激減している
嫌な予感が的中したようです。
設定出来る項目が「不適切な Web サイトをブロックします」しかありません。これをONにすると、成人向けコンテンツがブロックされるようです。。。
一応、ONにすると「常に許可する」か「常に遮断する」サイトURLの登録は行えます。でも他に設定は出来ません。
少なくともWIndows8.1のWebの制限は下記の設定が可能でした。
- 許可一覧のみ
- お子様向け
- 一般的な内容
- オンラインでのコミュニケーション
- 成人向けのサイトを警告
- ダウンロードの禁止
設定を簡単にする為にシンプルにしたとは思うんですが、これでは別物過ぎてどうしましょう。
僕が今回やりたかった制限を行う機能がまるまる無くなっています。
「許可一覧のみ」の設定がしたかったのです。
これだけです。たった、これだけなんです。Windows8.1までは出来ていました。とても簡単に出来ていました。
でも、Windows10では出来ないんです!!!項目が無い!!!
基本的に年齢から推定して制限がかかるという機能のみ。おそらくライトユーザー向けに簡単にした結果なんだと思います。なんとなくは分かるけど、分かりたくない!
パンドラの箱の希望となるのか???
ファミリーセーフティー画面の下に、記載があります。
「ファミリの機能にいくつか変更を加えました。今後も更なる変更が予定されています。」
えっと、とりあえず機能を戻してください!お願いします!!